円売りを軸に、ドルも堅調 ドル円162円台前半=ロンドン為替概況
円売りを軸に、ドルも堅調 ドル円162円台前半=ロンドン為替概況
ロンドン市場では円売りを軸にドル高の動きも加わっている。日米金利差による円キャリー需要に加え、高市政権の積極財政方針を受けた財政リスクの意識が円のリスクプレミアムを押し上げている。ドル円は東京からの流れを引き継ぎ162.40付近に高値を更新し、東京早朝の安値からは1.2円幅で上昇。クロス円も堅調で、ユーロ円は185.41、ポンド円は216.64まで高値を伸ばしている。ロンドン入り後はドル円の上昇を受けたドル高も加わり、ユーロドルは1.1410、ポンドドルは1.3329に安値を更新。ユーロ対ポンドではユーロ売りがやや優勢となっている。週明けは円相場が主導し、ロンドンでも円売りの流れが維持されている。
ドル円は162円台前半での取引。東京早朝の161.20付近を安値に、ここまで一貫して買われている。ロンドン時間には高値を162.40付近に更新し、その後も高止まりしている。高市政権の骨太の方針2026など積極財政方針を受けて、財政リスクの意識が円のリスクプレミアムを押し上げている。水準的には介入警戒水域ではあるものの、市場での神経質な値動きは特段みられていない。
ユーロドルは1.14台前半での取引。東京早朝の1.1449付近を高値に、ロンドン時間には1.1410付近まで安値を広げている。ドル円の上昇を受けたドル高圧力が広がっている。ユーロ円はドル円とともに上昇。東京早朝の184.18付近を安値に、ロンドン序盤には高値を185.41付近に更新。その後も185円台前半に高止まりしている。
ポンドドルは1.33台前半での取引。東京早朝の1.3376付近を高値に、ロンドン序盤には1.3329付近まで下押しされた。その後は1.33台前半から半ばにかけて揉み合っている。ポンド円は東京早朝の215.29付近を安値に買われ続けており、ロンドン時間も高値追い。足元では216.64付近に高値を伸ばしている。ユーロ対ポンドではややポンドが堅調。ユーロポンドは0.8551から0.8575までのレンジで推移している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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