【本日の見通し】ドル高継続か、ドル円は160円手前の売りが重石
【本日の見通し】ドル高継続か、ドル円は160円手前の売りが重石
中東情勢をにらみながらの展開が続く中、昨日の海外市場ではドル高がやや優勢となった。イランが米国との間接協議を停止との一部報道がドル買いを誘った。もっともトランプ大統領が同報道を否定、さらにヒズボラとの合意報道が一部で報じられており、情報が交錯している。
ドル円はドル高が優勢となるも160円をトライするだけの勢いに欠け、落ち着いた動きが続いた。昨日の米ISM製造業景気指数は新規受注の伸びもあって好結果となったが、市場の反応は限定的。中東情勢への警戒感から受注が前倒し傾向にあるとの見方が広がっており、新規受注の力強い結果に対する反応が抑えられた。
この後も159円台での推移が中心となりそう。地合いの強さもあり、下がるとすぐに買いが出る展開となっているが、160円近くでは介入警戒感もあって上値進行が抑えられている。
ユーロドルは中東情勢をにらんだドル買いに1.1607ドルまで下げる場面が見られた。ただ、大台を維持しており、その後少し戻すなど、動きは落ち着いている。この後も1.16ドル台中心の推移が見込まれる。リスクはやや下方向と見られ、1.1600ドルを割り込むと、ポジション整理での売りが出る可能性があるが、1.1600ドル手前には買い注文がまだ残っているとみられる。
ユーロ円は185円台での推移。ドル円の堅調な動きが支えとなるも、対ドルでユーロが重くなっており、186円台を付けきれずの推移となっている。この後も185円台を中心とした推移が見込まれる。ドル円が160円をトライするような動きを見せると、ユーロ円ももう一段の買いが入る可能性がある。
ポンドドルは海外市場でのドル高局面で1.3460ドル台から1.3400ドル台へ下げたが、その後下げ分を解消するなど、しっかりとした展開。英中銀の早期利上げ期待などが支えとなっている。18日の英中銀金融政策会合での利上げが期待されている。
ポンド円は対ドルでのポンド売りに214.70円台から214.10円台に下げる場面もあった。しかし、対ドルでポンドが買い戻される局面でドル円がしっかりした動きを見せていたこともあり、NY午後に高値を更新し215.01円と215円の大台を付ける場面が見られた。215円台での買いには少し慎重ながらも、地合いは堅調。下がると買いが出る展開が予想される。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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