複数のアナリストがポンドに弱気な見方=NY為替
きょうの為替市場はドル高の流れが優勢な中、ポンドドルは1.34ドル台半ばに下落。今週は200日線を上放れ、一時1.3560ドル付近まで急上昇したが、その上げ幅を縮小する動きが見られている。200日線は1.34ドルちょうど付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。一方、ポンド円も戻り売りに押されており、一時218円ちょうど付近下落する場面が見られた。
アナリストは、最近のポンド高は英経済への見方が大きく改善したためではなく、投資家のポジション調整による影響が大きいとの見方を示した。投機筋のポジションは、ポンド売り越しが2017年以来の低水準まで縮小しているという。ポジション調整が一巡し、市場の関心が再び英経済の弱さや英中銀が利上げを見送る可能性へ向かえば、ポンドは軟化を強めると予想している。
また、別のアナリストからは、今回のポンド高はスターマー前首相の辞任を受けて、バーナム氏が英首相に就任するとの期待感が主な要因となっていた。ただ、ポンド高には一定の合理性があったと考えているが、次第に「噂で買って、事実で売る」という展開になりつつあるように見える。英経済の低成長や、今後の財政政策を巡る不透明感がポンドの重しとなり、相場が軟化する可能性があるとの見方も出ている。
GBP/USD 1.3448 GBP/JPY 218.37 EUR/GBP 0.8508
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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