ドル円、159.65円付近 160円にはなお慎重=NY為替
ドル円はその後、159.65円付近での推移。イランがイスラエルを巡る問題への抗議として、米国との意思伝達を停止すると報じられたことで、為替市場はドル高の反応が強まり。ドル円も一時159.75円付近まで上昇。
ただ、全体的な雰囲気までは変わらず、160円をうかがう展開は継続している一方、上値では介入警戒感もあるようだ。
市場は今月の日米の金融政策会合を注目。市場では日銀の追加利上げへの期待が高まっており、短期金融市場では80%程度の確率で利上げが織り込まれている。ただ、日銀が利上げを実施すれば円安の流れが止まるかと言えばそうでもなく、FRBのタカ派姿勢が強調されるようであれば、ドル高がドル円を押し上げる。
今回はウォーシュ議長初のFOMCになる。少なくとも年内利下げの可能性は大きく後退しており、据え置きもしくは利上げの可能性が年内の選択肢として浮上している状況。トランプ大統領指名のウォーシュ議長ということもあり、議長自体は早急な利上げには慎重と見られているが、果たしてどのような反応になるか注目される。
なお、今回については据え置きが確実視されているが、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)や経済見通しも公表され、何らかのヒントが出るか注目される。日銀決定会合は6月16日、翌17日(日本時間18日未明)にFOMCの結果が公表される。
また、今週金曜日には5月の米雇用統計が公表され、その前哨戦として注目される。非農業部門雇用者数(NFP)の伸びは鈍化が予想されているものの、失業率は前回と変わらずが見込まれている。投資家は労働市場の健全性やFRBの金融政策見通しを見極める材料として注目しているが、市場では底堅い米労働市場を示すのではとの見方が優勢なようだ。
USD/JPY 159.65 EUR/JPY 185.56
GBP/JPY 214.68 AUD/JPY 114.23
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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