【これからの見通し】引き続き中東関連のヘッドラインに注意、米経済統計発表が目白押し
【これからの見通し】引き続き中東関連のヘッドラインに注意、米経済統計発表が目白押し
本日は中東関連の報道に市場が揺れている。イラン革命防衛隊がクウェートにある米軍基地に報復攻撃を行ったとの報道で、原油高、米債利回り上昇、有事のドル買いなどが優勢になっている。その他にも、イスラエルがレバノン都市ティルスにあるヒズボラのインフラを攻撃、トランプ米大統領はイランの提案に満足せず、ベッセント米財務長官はイランに対し最大限の圧力を継続としている。
ただ、足元ではドル買いの動きは一服しており、次のヘッドライン報道を待つ局面となっているようだ。ドル円は159円台後半から半ばへ小反落、ユーロドルは1.15台後半から1.16台乗せへ、ポンドドルは1.33台後半から1.34ちょうど付近へと下げ渋っている。NY原油先物は92ドル台まで買われたあと、足元では91ドル台と上昇一服。
この後の海外市場で発表される経済指標は、米個人所得・支出(4月)、米PCE価格指数(4月)、米新規失業保険申請件数(05/17 - 05/23)、米耐久財受注(速報値)(4月)、米実質GDP(改定値)(2026年 第1四半期)、米新築住宅販売件数(4月)など米経済指標が中心となる。その他には、カナダ経常収支(2026年 第1四半期)、ブラジルとメキシコの雇用統計(4月)、南ア中銀政策金利(5月)などが発表される。
米指標は多岐にわたる分野となるが、インフレ動向にとってはPCE価格指数が注目される。市場予想は前年比+3.8%と前回3月の+3.5%から一段と上昇する見込み。消費動向については、個人支出をチェックしたい。前月比+0.5%と前回の+0.9%からの伸び鈍化が見込まれている。
発言イベント関連では、ラガルドECB総裁、レーンECBチーフエコノミスト、チポローネECB理事、シュナーベルECB理事などの講演やイベント出席、ECB議事録(4月30日開催分)公表などECB関連の予定が多い。レイキャビク経済会議「経済、政策、中銀の役割の変化」には、スイス中銀総裁、NY連銀総裁、セントルイス連銀総裁などが出席する。カナダ関連では、カナダ中銀金融安定報告、カナダ中銀マックレム総裁とロジャーズ上級副総裁の記者会見が予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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