ECB、早期利上げに次第に慎重に ユーロ圏のインフレはまだ定着していない=NY為替
きょうのユーロドルは戻り売りに押される展開。東京時間には1.18ドル台を回復していたものの、海外時間に入って1.1770ドル付近に伸び悩んでいる。本日の市場は一服感も広がっており、ユーロドルも利益確定売りに押されている。一方、ユーロ円も上げが一服しているものの、187円台半ばと高値圏での推移は継続。
市場ではECBの年内利上げ期待が急浮上しているが、ECBは早期利上げに次第に慎重になっているようだ。ナーゲル独連銀総裁は「ユーロ圏のインフレはまだ定着していない」と言及。「エネルギー価格の上昇が賃金への波及効果をもたらすリスクはあるが、まだそうした状況にはない」と述べている。
「消費者は2022年のエネルギーショック後、価格上昇に素早く反応することを学んだ。ホルムズ海峡を巡る問題がこれほど重要である理由はここにある。なぜなら、もし原油価格がこれ以上下がらなければ、同様の反応が見られる可能性が高まるからだ。しかし、まだそこに至っているとは言えない」と述べている。そのため、「金融政策面で次に何をすべきかについて適切な示唆を与えることに慎重だ」とも語った。
EUR/USD 1.1775 EUR/JPY 187.52 EUR/GBP 0.8705
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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