【本日の見通し】ドル高の一服感が継続か、協議再開期待などがドルの重石
【本日の見通し】ドル高の一服感が継続か、協議再開期待などがドルの重石
米国とイランとの協議再開への期待がリスク警戒感の一服につながっている。状況はまだ不透明であるが、早期の協議再開が示される可能性がそれなりに高く、落ち着いた動きが見込まれる。協議の再開に対するネガティブな材料が出てこない限り、ドル円は戻りの重い展開となりそう。海外市場で上値を抑えた159.00円手前の売りがこの後も上値を抑えるかどうかが目先のポイントとなる。
今日はNY市場午後に米地区連銀経済報告(ベージュブック)の公表がある。前回は12地区のうち7地区で緩やかなペースの拡大が示されるなど、比較的楽観的なものとなった。昨年から続くAIインフラの拡大などが支えとなっている。イラン情勢への警戒感が広がり、物価高圧力も強まる中で、今回のベージュブックでの各地区の景気判断が注目される。景気鈍化への警戒が強いようだと、いったんドル売りが強まる可能性がありそう。
ユーロドルは海外市場で1.1811ドルまで上値を伸ばした。ドル高一服感が広がっていることに加え、ECBの早期利上げ期待がユーロを押し上げている。ユーロドルはこの後もしっかりした動きが見込まれる。1.18台での買いに少し慎重で、いったん調整が入る場面が見られる可能性があるが、下がると買いが出る展開か。
ユーロ円は187円台での推移。対ドルでのユーロ買いもあって、しっかりした動きが継続している。地合いは相当に強く、下がると買いが出る展開が見込まれる。史上最高値を更新しながらの展開で、ポイントが難しいが188円台に向けた動きが見込まれる。
ポンドドルはユーロドル同様にドル高一服で1.35ドル台後半を付けるなどしっかり。ユーロに比べて、早期の利上げ期待がやや収まっているが、欧州通貨全般の対ドルでの上昇基調もあって、流れはまだ上方向と見ている。1.35台前半での買い意欲を確認しながらの展開を見込んでいる。
ポンド円は215円台後半まで上値を伸ばした。高値警戒感が見られるが、ユーロ円同様に流れはまだ上方向か。214.80-215.00円が目先のサポートとなりそう。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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