ややドル高の反応 カンザスシティー連銀総裁が据え置きを主張=NY為替
日本時間午前3時に発表になったFOMCの結果を受けて、為替市場はややドル高の反応を見せている。予想通りに0.25%ポイントの利下げを実施したが、投票が割れていた。トランプ大統領に近いミラン理事が0.50%の大幅利下げを主張して反対票を投じたことは想定内だが、シュミッド・カンザスシティー連銀総裁が据え置きを主張し、反対票を投じたことはやや驚きとなった。
ドル円は152.45円付近に一時上昇し、ユーロドルは1.1635ドル付近に一時下落。ただ、大きな動きには至っていない。このあと、3時半ころからパウエル議長の会見が予定されている。
*FOMC声明
・12月1日にバランスシート縮小を停止へ。
・ミラン理事が0.50%ポイントの大幅利下げ支持し反対票。
・カンザスシティ-連銀総裁が据え置き支持し反対票。
・雇用の下向きリスクはここ数カ月で上昇。
・インフレは今年上昇し、依然高い水準。
USD/JPY 152.44 EUR/USD 1.1638 GBP/USD 1.3213
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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