【これからの見通し】ドル高基調継続か
【これからの見通し】ドル高基調継続か
ドル円は昨日の米第2四半期GDP確報値が改定値から大きく上方修正されたことなどを受けてドル高となり、昨日NY市場で149円93銭を付けた。少し調整が入るも、149円台後半での推移と地合いの強さが見られたこともあって、朝に再度ドル高となり149円96銭と、米国市場の高値を更新も、150円手前能類に上値が抑えられた。午前中に149円63銭を付けるなど、調整の動き。午後は午前の押し目を下回る149円62銭を付けるなど、上値トライ一服も、149円台半ばからがしっかりしており、地合いはドル高円安。この後の海外市場での再開が期待されるところで、150円トライもあり得る。
昨日4.199%と4.20%に迫った米10年債利回りは、その後少し低下して東京朝を迎えるも、東京午後に4.185%を付けるなど上昇傾向が継続で、ドルの支えとなっている。
ユーロドルは1.16台後半推移。ドル高基調(ユーロ安ドル高)がこちらも継続となっているが、ここからの下押しには慎重。ポンドドルも朝に1.3330を付けた後。1.3359までポンド買いドル売りが出ている。ここからもドル高を意識する展開となっているが、週末ということもあり、少し慎重な見方がある。
クロス円はドル円の堅調地合いもあってしっかりした動きを期待も、ドル主導の展開となっているだけに、一方向の動きは難しいと見られる。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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