ロンドン序盤、ドル買い優勢、ポンドドルは依然上値重い=ロンドン為替
ロンドン序盤、ドル買い優勢、ポンドドルは依然上値重い=ロンドン為替
ロンドン序盤はドル買いが優勢。最も値動きが目立ったポンドドルは、1.35台後半から一時1.3376レベルまで急落した。その後、1.34台前半に下げ一服。しかし、足元では再び1.33台に軟化している。
ユーロドルは1.17台割れから1.1634レベルまで下落したあと、1.1650付近まで反発も、再び1.1624レベルに安値を広げている。ドル円は148円台乗せから一時148.79まで上昇。その後も底堅く推移している。
ポンド売りのきっかけとなったのが、英長期債利回りの急上昇だった。英財政継続性に対する市場の警告との見方が広がっていた。独長期債利回りも上昇、フランスの政局不安などが意識された面もあったようだ。欧州株は総じて軟調に推移している。
また、円相場にとっては、森山自民幹事長の辞意表明を受けて、石破おろしなど政局不透明感が広がる面が不安材料となっている。円安と円高が交錯。日経平均先物は足元で240円安。
USD/JPY 148.60 EUR/USD 1.1631 GBP/USD 1.3393

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。