続落、ベネズエラの対米従属を意識=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=55.99(-1.14 -2.00%)
ニューヨーク原油の2026年2月限は続落。米国とベネズエラ政府は最大5000万バレルの制裁原油を米国に引き渡すことで合意したことから、米国の属国としてベネズエラが原油の供給元となる可能性が意識された。ベネズエラでは設備投資が不足しているため生産量は限定されているが、米国が資金を投下すれば将来的に増産は可能。ノルウェーのライスタッド・エナジーによると、ベネズエラが過去最大の日量300万バレル規模の生産水準を回復するには約15年かかる可能性があり、生産量が2040年までに1990年代後半の水準に戻るためには、1830億ドル規模の新たな投資サイクルが2026年早々に始まる必要があるという。
時間外取引で2月限は55.76ドルまで急落した後、買い戻しが優勢になると57.17ドルまで水準を切り上げ、一時下げを解消した。ただ、上値は重く、通常取引開始後は再び売りに押された。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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