ドル円は一段高、一時148.77付近まで上値を伸ばす=東京為替概況
ドル円は一段高、一時148.77付近まで上値を伸ばす=東京為替概況
東京終盤のドル円は一段高。ドル円は、前日のNY市場でパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の解任の可能性が報じられると一時146円台まで急落した。しかし、その後はトランプ米大統領が否定したことからドル買い戻しの流れとなり、東京午前では148円半ばまで水準を切り上げた。東京朝方にウィリアムズNY連銀総裁が今後数カ月で関税によるインフレへの影響が大きくなっていくと予測したこともドル買いにつながった。
午後は、午前の流れを引き継いで上値を広げ、一時148.77近まで上昇。日経平均が午後に上げに転じたことや、今週末の参院選で与党が苦戦するとの報道を受けた円売りも支えとなった。
ユーロドルは午後に一段安。朝からドル高傾向となったあと、午後に大きく下値を広げ、一時1.1579付近まで水準を切り下げた。
ユーロ円は円売り優勢。午後に一時172.67付近まで上昇したあと、上げが一服した。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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