ドル円しっかり、イラン・イスラエル戦争の動向を注視=東京為替前場概況
東京午前のドル円は145.11円付近まで水準を切り上げた。イラン・イスラエル戦争が続くなかでリスク回避的なドル買いが優勢。トランプ大統領はイラン首都テヘランからの撤収を呼びかけた一方、中国政府は中国国民に対してイスラエルからの即時撤収するよう要請した。トランプ米大統領が国家安全保障会議(NSC)にシチュエーションルーム(ホワイトハウス危機管理室、緊急対応室)で準備を整えるよう要請したとの報道もある。日銀金融政策決定会合の結果公表を控えた思惑含みの動きは限定的。
ユーロ円は167.59円付近、ポンド円は196.85円付近、豪ドル円は94.56円付近まで強含み。ただ、円相場を軸とした値動きは見られず、ドル円と同様にクロス円の方向感は限られている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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