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【これからの見通し】米関税をめぐるネガティブな動き続くか、一連のPMI確報値にも注目

為替 

【これからの見通し】米関税をめぐるネガティブな動き続くか、一連のPMI確報値にも注目

 週明けは米関税をめぐるネガティブな動きで始まっている。トランプ米大統領が「鉄鋼とアルミニウムへの関税を25%から50%に引き上げる、6月4日水曜日から発効」と発表したことが背景。これに対してEUは「強く遺憾、問題解決しなければ報復措置」と表明している。先週は英記者からTACOと揶揄されたトランプ大統領だが、その政策姿勢に変化はみられていないようだ。

 加えて、ヘグセス米国防長官がアジア安全保障会議に中国国防相が欠席したことを非難し、「台湾をめぐる紛争は差し迫っている可能性」と警告した。中国は台湾は中国の問題だ、いかなる国も干渉する権利ない「米国は火遊びするな」と警告と強く反発している。

 さらに、ウォラーFRB理事がトランプ関税のインフレを一時的とする見方を示したことが、米追加利下げ観測につながった面もあった。

 為替市場では円高とドル安の動きに押される展開となっている。ドル円は144円台前半から143円台前半へと軟化、ユーロ円は163円台半ばから163円台割れを試す動き。ユーロドルは1.13台前半から後半へと上昇している。米株先物や欧州株先物は時間外取引で軟調に推移しており、このあとのロンドン市場でも株安・円高の圧力は働きそうだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、スイス実質GDP(2025年 第1四半期)、スイス製造業PMI(5月)、フランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国などの製造業PMI(確報値)(5月)などが発表される。トランプ関税関連の報道が相次ぐなかで、PMI確報値が速報値から変化するのかをチェックしておきたい。NY時間には米ISM製造業景気指数(5月)、米建設支出(4月)なども発表される。ISM製造業景気指数は49.5と前回の48.7から改善する見込みとなっている。景気判断分岐点の50を上回るようだと、市場はポジティブな反応を示しそうだ。

 発言イベント関連では、ローガン・ダラス連銀総裁が討論会に参加、グールズビー・シカゴ連銀総裁が経済会議に出席、パウエルFRB議長がIF(International Finance)創立75周年記念会議で挨拶を行う。また、グリーン英中銀委員が討論会に参加、マン英中銀委員がIF(International Finance)創立75周年記念会議に出席する予定。中国市場はは端午節祝日で休場。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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