【これからの見通し】中東情勢に打開の兆しみられず、引き続き原油高やインフレ圧力にらんだドル高に
【これからの見通し】中東情勢に打開の兆しみられず、引き続き原油高やインフレ圧力にらんだドル高に
中東情勢には打開の兆しはみられていない。トランプ米大統領の発言も決定打とはならず、市場では米国やイスラエルによる対イラン攻撃のリスクに身構えている状況だ。足元のNY原油先物は108-109ドルに高止まりしている。米10年債利回りは4.66%付近と前日NY終値水準から離れずの高水準。ドル相場全般にドル高水準を維持して揉み合っており、目立った調整は入っていない。
以下に示されるように、米欧市場では目立った経済統計発表に乏しく、ドル高圧力は根強く残りそうだ。
この後の海外市場で発表される経済指標は、南ア消費者物価指数(4月)、南ア小売売上高(3月)、ユーロ圏消費者物価指数(HICP・確報値)(4月)、米MBA住宅ローン申請指数(05/09 - 05/15)など。市場全般を動意付かせるほどの注目指標は含まれていない。
発言イベント関連では、英中銀ベイリー総裁、ブリーデン副総裁、ディングラ委員、マン委員などが英財政委員会に出席する。本日発表された英インフレ指標に対する評価や今後の金融政策スタンスなどがチェックポイントとなる。NY後半には米FOMC議事録(4月28日-29日開催分)が公表される。中東紛争に起因した根強いインフレ圧力についての議論が注目される。その他には、米週間石油在庫統計、米20年債入札(160億ドル)、エヌビディア四半期決算などが予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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