独ダックスは製造業受注の弱さ、ウクライナ停戦への期待などが重石=欧州株概況
独ダックスは製造業受注の弱さ、ウクライナ停戦への期待などが重石=欧州株概況
きょうの欧州株式市場は全般に軟調。特に独ダックスの売りが目立った。終値は、FTSE100指数が前営業日比2.96ポイント安の8679.88ポイント、仏CAC40指数が前営業日比76.87ポイント安の8120.80ポイントとなっている。フランクフルト(独)市場は、DAX指数が前営業日比410.54ポイント安の2万3008.94ポイントとなっている。
本日発表された1月のドイツ製造業受注が前月比7%減の予想を大きく超える落ち込みとなったことなどが嫌気され、独ダックスの売りが目立った。40銘柄中28銘柄がマイナス、1銘柄が横ばい、11銘柄がプラス。買いが目立ったのは通信会社といつテレコム、エネルギーのエーオン、このところ買いが目立っていた軍事関連のラインメタルはウクライナ停戦期待もあって7%の大幅安。医薬品のバイエル、エンジンのMTUエアロエンジンズなども弱い。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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