ドル円堅調、米利下げ見送り観測が強まる=東京為替前場概況
東京午前のドル円は151.85円付近までドル高推移。序盤には日銀の追加利上げ観測を背景に151.24円付近まで円買いが強まる場面はあったが、その後はドル買いが優勢。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が「現時点では利下げを支持していない、インフレが落ち着くまで一時停止が望ましい」と述べたことがドル買いの背景。
欧州通貨やオセアニア通貨に対してもドルは堅調に推移。ユーロ/ドルは1.0463ドル付近、豪ドル/ドルは0.6336ドル付近までドル高推移。本日の金利発表で豪中銀が約4年ぶりの利下げを決定するとみられていることも豪ドルの重し。
ドル中心の値動きで、クロス円の動意は限定的。ユーロ円は158円後半、ポンド円は191円前半、豪ドル円は96円前半で推移。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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