ポンドドル、1.24ドル台前半に下落 インフレ上昇が英中銀の計画を複雑に=NY為替
きょうのポンドドルは戻り売りが優勢となっており、1.24ドル台前半に下落している。本日は英小売業協会(BRC)が1月の物価指数を公表していたが、食品価格は前月比で0.5%上昇し、前年比では1.6%上昇した。
英中銀は2月6日に金融政策委員会(MPC)を開催し、0.25%ポイントの利下げが見込まれている。インフレの上昇は英中銀の利下げ計画を複雑にし、利下げペースの鈍化につながる可能性があるとの指摘も出ている。
1月1日にエネルギー価格の上限が引き上げられたため、エネルギーコストが上昇。また、雇用主の国民保険料の引き上げや最低賃金の引き上げにより、雇用コストを増加させている。これらの措置により、企業が価格を引き上げ、インフレが加速する可能性がある。
GBP/USD 1.2424 GBP/JPY 193.39 EUR/GBP 0.8391
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。