ドル円が急落 本日も介入観測=NY為替序盤
きょうの為替市場、本日もドル円は海外時間に入って急速に売られ、一時155円台半ばまで急落した。前日も円が急伸し、介入観測が流れているが、本日も継続している可能性が指摘されている。
明日から東京勢は大型連休後半に入り、円相場の参加者が少なくなることが想定されるが、連日の介入であれば、海外の投機筋も仕掛けづらくなる。日本の当局もその効果を狙っているの可能性もありそうだ。
ただ、このままドル円が下落方向に向かうと見ている向きは少ない。不透明な中東情勢と原油高による日本経済への影響を考慮し、日銀は急速な利上げには動きにくい。そのような中、ドル円の持続的な下落にはFRBによる積極利下げ、あるいは2025年4月に見られたような「ドル離れ相場」が必要になる。しかし、現状からはそのどちらも望み薄ではある。
さらにポジション面から見ても、投機筋の円ショートは2025年5月以降積み上がってはいるが、2024年7月の為替介入前ほどの極端な水準には達していない。
なお、日銀が夕方公表した5月7日受け渡し分の当座預金増減要因の予想値と介入要因を含まない市場推計の差から、5兆円程度の介入が実施されたのではないかとの観測が出ている。為替決済は取引日の2営業日後で、30日分は7日の日銀当座預金残高予想に表れる。5兆円規模であれば、前日の円相場の動きの大きさから考えても妥当な規模との見解も伝わっていた。
なお、日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は157円に観測。
1日(金)
155.00(5.0億ドル)
157.00(4.3億ドル)
4日(月)
158.00(7.5億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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