ECBとFRBおよびGDPの差がユーロドルを圧迫=NY為替
きょうの為替市場はドル買い戻しが優勢となっており、ユーロドルは戻り売りに押されている。1.04ドル台前半に下落しており上値の重さも意識される。
ECBは今週木曜日の理事会で利下げを実施する見通しの一方、FRBは明日のFOMCで利下げを一時停止することがユーロドルを上値を重くしているとの指摘も出ている。
また、今週木曜日に発表される米欧のGDPでは、ユーロ圏が米国と比較して大幅に鈍化している可能性があり、これはインフレ圧力の抑制に繋がることから、ECBに追加利下げを行う理由を与えるという。
米国とユーロ圏の成長格差と、FRBとECBの見通しの相違がドル高・ユーロ安の持続を示唆していると引き続き考えているという。
EUR/USD 1.0429 EUR/JPY 162.32 EUR/GBP 0.8389
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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