円買い・ドル買い一服 上海株と香港株が反発 トランプの対中関税は想定内
円買い・ドル買い一服 上海株と香港株が反発 トランプの対中関税は想定内
トランプ氏の中国、カナダ、メキシコ関税発言を受け貿易摩擦激化懸念が高まり、一時円買い・ドル買いが強まった。ただ上海株と香港株が反発していることから、過度な懸念が後退している。トランプ氏は以前から中国に60%の関税を課すと表明しているうえ、必要ならば自動車メーカーに1000%関税などと言っていることから、「中国に10%の追加関税だ」発言でも、中国市場は冷静だ。
中国株反発を受け、アジア市場にはやや安堵感が広がっており、リスク回避の円買い・ドル買いは一服してる。豪ドル円は99.80円付近まで上昇、人民元も対ドルで下げ渋っている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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