ポンド円、方向感なく197円台で上下動=NY為替
きょうのポンド円は方向感なく197円台で上下動している。ドル円は155円を試す勢いとなっているものの、ポポンドドルへの売りが強まっており、ポンド円は間に挟まれている状況。
本日は英雇用統計が発表になり、底堅い英雇用市場が示されていた。市場は先週の英金融政策委員会(MPC)を経て、12月利下げの期待を後退させている。英中銀は四半期ごとのペースで利下げを実施して行くのではとの見方も出ているようだ。一方、日銀の利上げについても年内は見送られ、1月になるとの見方がコンセンサスとなっている。
ポンド円は21日線付近で推移しており、リバウンド相場を継続してはいるものの、200円の水準が上値を拒んでおり、テクニカル的には、次第に上値が重くなっている雰囲気も出ている。
GBP/JPY 197.18 USD/JPY 154.74 GBP/USD 1.2742
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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