ドル買い再開、米の露原油容認の効果は一時的 ドル円159.40円台
ドル買い再開、米の露原油容認の効果は一時的 ドル円159.40円台
有事のドル買い再開でドル円は159.40円台に上昇、往って来いに。ユーロドルと豪ドルドルはきょうの安値を更新。ポンドドルは午前の上げを帳消しにしている。
米政府がロシア産原油の追加販売を許可したことを受け、NY原油先物は下落に転じたが、すぐに上昇に転じるなど不安定な動きが続いている。
米イランは互いに挑発するなど強硬姿勢を貫いているため戦争は長期化する見通し。原油備蓄をいくら放出しても戦争そのものが終わらなければ意味がなく、市場は原油急騰に備えている。
片山財務相は「必要に応じて措置を講じる、米当局と通常以上に連絡を取り合っている」と牽制したが、マーケットの反応は薄かった。状況が状況なだけに介入はできないだろう。アナリストは来週もドル高・円安が続くと見ている。
来週は日米金融政策が発表される。FOMCの四半期経済見通しではインフレ予想を上方修正するほか利下げ回数見通しを減らす可能性がある。日銀は原油高と円安によるインフレ加速を警戒しつつも、しばらくは中東情勢を注視する姿勢を示すか。
執筆者 : MINKABU PRESS
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