午後のドル円は一時153.94付近まで軟化=東京為替概況
午後のドル円は一時153.94付近まで軟化=東京為替概況
東京終盤のドル円は軟化。ドル円は、午後に入って一時154円割れに沈み、153.94付近まで下落する場面があった。前日のドル高に対する反動や、日本時間の明日未明に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見を控えたポジション調整とみられる動きが重石となった。
ユーロ円は、ドル円同様に午後に165.41前後まで下落し、この日の安値を更新した。ユーロドルは午前に1.0713前後まで下げたが、午後のドル売り局面では一転して1.0748前後まで上昇した。
午後のポンド円は199円台前半でもみ合い、ポンド/ドルは1.2935付近まで上昇した。日本時間午後9時に発表される英中銀(BOE)政策金利は、0.25%引き下げられる予想となっている。英財務省が先月発表した予算案を受けてインフレ長期化懸念が強まっており、今後の利下げペースに関心が集まっている。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。