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【海外市場の注目ポイント】米FOMCなど

為替 

 日本時間19日午前3時に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果、声明、参加メンバーの経済見通しや政策金利見通しが発表され、同19日午前3時半にはパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見が行われる。市場では政策金利が現行の5.25%-5.50%から5.00-5.25%に0.25%引き下げられるとの見方と4.75-5.00%に0.50%引き下げられるとの見方が交錯しており、利下げ幅が焦点になっている。パウエル議長は前月の米カンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)における講演で「我々は労働市場の状況がさらに冷めることを求めておらず、歓迎もしていない」、「雇用の下振れリスクは増加している」と指摘、グールズビー米シカゴ地区連銀総裁は今月初めに「米連邦公開市場委員会(FOMC)の9月と今後数カ月間の会合で、労働市場がさらに悪化しないように注意する必要があるという深刻な問題が生じている」と述べていた。米FRB内で雇用の先行きに対する警戒感が強まっていることがうかがえ、雇用市場悪化のリスクへの先制的対応として通常の0.25%幅よりも大きい0.50%の利下げに踏み切るようであれば、ドルが売られる可能性がある。
 
 また、日本時間18日午後9時半には8月の米住宅着工件数の発表も予定されている。大方の予想は年換算131万8000戸となっており、前月の同123万8000戸を上回り、2カ月ぶりに増加するとみられている。
 
MINKABU PRESS

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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