全般的にもみ合い、米国の鉄鋼アルミニウム関税は想定内=東京為替概況
全般的にもみ合い、米国の鉄鋼アルミニウム関税は想定内=東京為替概況
全般的にもみ合い。日本時間午後1時にトランプ米政権の鉄鋼・アルミニウムに対する追加関税の25%から50%への引き上げが発動したが、為替市場への影響は限定的となっている。
ドル円は方向性に欠ける動き。前日のニューヨーク終値143.97を挟んでの振幅にとどまっている。東京の終盤にこの日の高値を144.38付近まで伸ばす場面があったものの、その後、上げを帳消しにして、143.90台に押し戻されている。
クロス円も方向性に乏しい。ユーロ円は163円台後半から164円台前半でもみ合い、ポンド円は194円台半ばから195円付近での振幅となっている。
ドル円以外のドルストレートも、東京の終盤にややドル高の方向に振れる場面があったが、ドル高の動きは持続しなかった。ユーロドルは一時1.1357付近まで弱含み、ポンドドルは一時1.3501付近まで弱含んが、その後、ユーロドル、ポンドドルとも、下げを帳消しにしている。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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