欧州の政治が長期的にユーロに打撃を与える可能性=NY為替
きょうの為替市場はドル売りが強まる中でユーロドルは1.10ドル台後半に買い戻されている。1.11ドルにはいまのところ慎重なようだが、4月以降の上向きの流れは継続しているようだ。
一部からは欧州の政治が長期的にユーロに打撃を与える可能性があるとの指摘が出ている。週末のドイツの州議会選挙では極右政党が躍進したもののユーロへの影響は限定的だった。日曜日に実施されたドイツのテューリンゲン州議会選挙で極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が第1党となった後、同党の政権奪取を阻止しようとする動きがあったことで投資家は安心した。
しかし、長期的に欧州の政治情勢がユーロに打撃を与えないというわけではない。ドイツの与党連合はますます弱体化しているように見え、欧州政治が今後ユーロにダメージを与える可能性は十分に有り得るとの見方も出ている。特に秋にはEU予算の時期が控えており、情勢次第ではユーロを圧迫する可能性は十分にあるという。
EUR/USD 1.1084 EUR/JPY 159.88 EUR/GBP 0.8431
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。