カナダCPI、9月の連続利下げを裏付ける カナダ円は106円台に下落=NY為替
きょうのカナダドルは売りが優勢となり、ドルカナダは一致時1.3640加ドル付近まで上昇したほか、カナダ円も106.75円付近に下落している。本日は7月のカナダ消費者物価指数(CPI)が発表され、総合指数は前年比2.5%上昇と、2021年3月以来の低い伸びとなった。市場ではカナダ中銀の9月の連続利下げを織り込んでいるが、今回の結果はその見方を裏付けている。
広範囲の項目で伸びが鈍化しており、旅行ツアーや乗用車、電気料金が前年比で低下した。CPI上昇率がカナダ中銀のインフレ目標レンジである1-3%内に収まるのは7カ月連続。
*カナダ消費者物価指数(CPI)(7月)21:30
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 -0.1%(前月比)
結果 2.5%
予想 2.4% 前回 2.7%(前年比)
USD/CAD 1.3624 CAD/JPY 106.75
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。