ユーロドル、米国の例外主義が薄れ上昇する可能性=NY為替
きょうのユーロドルは1.09ドル台前半の狭い範囲での上下動が続いている。今週のユーロドルは先週金曜日から週初の急伸の調整が優勢となっていた。しかし、1.09ドル台はいまのところ維持されており、買戻しの流れは継続している状況。
ここ数日の為替市場のボラティリティ急上昇は、意外にもユーロドルにほとんど影響を与えていない。しかし、それは徐々に上昇しそうだとの声も出ている。米経済が他国を凌駕する、いわゆる米国の例外主義がFRBに他の中銀よりも長く高金利を維持させている。
ただ、この例外主義も徐々に薄れ、FRBが利下げに転じれば、ユーロドルは上昇するという。11月の米大統領選は短期的にユーロドルの後退につながる可能性があるが、その場合はロングを積み増すべきだという。
EUR/USD 1.0923 EUR/JPY 160.18 EUR/GBP 0.8557
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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