ドル円の値動き荒い、高値から2円程度押し戻される=東京為替前場概況
東京午前のドル円は週明けにかけての急激な円高・ドル安が一巡し、一時146.37円付近まで戻した。暴落した日経平均株価は急反発しており、リスク回避的な流れが一服している。ただ、ドル円は戻りが一服した後に144円前半まで約2円程度押し戻されるなど値動きが荒い。日銀の追加利上げ懸念や、米利下げ開始見通しなど、日米の金融政策見通しを背景に円高・ドル安警戒感は根強い。
ユーロ円は160.22円付近、ポンド円は187.09円付近、豪ドル円は95.51円付近まで戻りを試した。ただ、いずれも東京午前で戻りは失速している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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