アイルランド中銀総裁、和平合意でユーロ圏のインフレ見通しが急速に変化との見方をけん制
ECB理事のマクルーフ・アイルランド中銀総裁は、米国とイランの和平合意によってユーロ圏のインフレ見通しが急速に変化するとの見方をけん制。
「紛争の終結が必ずしもショックの即時解消を意味するわけではない。サプライチェーンがどれだけ早く正常化し、エネルギー価格がどのような速度で調整されるかはまだ分からない」と指摘した。
同総裁の発言は、他のECB理事の見解とも一致。彼らは先週の利上げを正当化するとともに、米国とイランがホルムズ海峡再開に向けた暫定合意に達し、それを受けてエネルギー価格が急落した後も、物価上昇圧力はなお続く可能性があると警告している。
総裁はさらに「紛争によるインフラ被害の影響で生産能力の回復が遅れる場合、価格上昇圧力はそれほど早く弱まらないかもしれない」と述べた。また、「ホルムズ海峡を通じた海上輸送についても、依然として不透明な点が多い」と指摘している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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