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ドル売り優勢、原油安と米金利低下でドル円は160円台前半で下げ渋り=ロンドン為替概況

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ドル売り優勢、原油安と米金利低下でドル円は160円台前半で下げ渋り=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。イランと米国の暫定合意報道を受けて中東情勢の緊張が急速に後退していることが背景。NY原油先物が80ドル台から78ドル台へと下落。米インフレ懸念が和らぎ、米10年債利回りは4.47%台から4.44%台へ低下。アジア時間のドル買いは一気に巻き戻され、ドル指数は前日比マイナスに転じている。独ZEW景況感指数が+10.5と予想を大きく上回り、ユーロ買いにつながった面も指摘される。ユーロドルは一時1.1610台へ、ポンドドルは1.3430付近へと上昇。ただ、ユーロドルには1.1600付近に大口NYカット・オプションが観測されており、値動きを抑制している。ドル円は160.30付近で底堅く推移している。日銀利上げ通過後の円売りが下値を支え、ドル安と円安が相殺する形となっている。内田日銀副総裁会見では、次回利上げについてのヒントは得られなかった。全体としては前日NY終値近辺に収れんしており、先週からの見慣れた水準にとどまっている。あすの米FOMCを控えていることもあり、方向性に一貫性はみられていない。

 ドル円は160円台前半での取引。東京早朝から下に往って来いとなっている。160.37付近を高値に、160.05付近を安値とするレンジで、連日の見慣れた水準にとどまっている。この日は日銀決定会合が注目材料だった。市場予想通りに1.00%への利上げが発表され、国債買い入れについてもサプライズはみられなかった。その後の内田日銀副総裁会見では慎重なトーンが維持され、次回利上げに関するヒントは得られなかった。

 ユーロドルは1.16台前半での取引。この日は前日NY終値1.1590付近で取引が始まり、ロンドン朝方にかけて1.1575付近まで軟化。ロンドン勢の本格参加とともに買いに転じると高値を1.1610台へと伸ばしてきている。原油安、米債利回り低下などがドル売り圧力となっている。また、この日発表された独ZEW景況感指数が予想外にプラスに転じたことがユーロ買いを誘う面も指摘される。ユーロ円は東京昼にかけての185.46付近を安値に、足元では186.10台へ高値を伸ばしてきている。対ポンドでもややユーロが買われている。

 ポンドドルは1.34台前半での取引。ユーロドルと同様の値動きで、1.3391付近まで軟化したあと、足元では1.3430付近へと高値を伸ばしてきている。ポンド円は東京昼にかけて214.53付近まで軟化したあと、反発に転じるとロンドン時間には高値を215.30付近に伸ばしている。ユーロポンドは0.8636付近から0.8651付近へと水準を上げている。独ZEW指数を受けたユーロ買い主導の面が強い。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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