英中銀が8月利下げに踏み切れば、ポンド高は短命に終わる可能性=NY為替
きょうもNY為替市場はドル売りが優勢の中、ポンドドルは1.30ドルをうかがう展開が見られている。上値抵抗も観測されていた1.29ドル台の売りを吸収し、ストップも巻き込んでいる模様。前日発表の5月の月次GDPが予想を上回り、英中銀委員からも比較的タカ派な見解が示される中で、英中銀による8月利下げ期待に黄色信号が点灯している。
ただ一部からは、英中銀は8月に利下げを強行するとの見方も出ている。実際に8月に利下げに踏み切れば、ポンドの上昇は短命に終わる可能性も指摘されている。その点では来週発表の英インフレ統計と小売売上高は注目だという。英中銀は現在、成長よりもインフレを重視しており、英消費者物価指数(CPI)がインフレの落ち着きを示すようであれば、8月利下げは十分に有り得るという。
その場合、英中銀は年内に計0.75%ポイントの利下げを行う可能性があり、ポンドは今後数カ月の間に輝きを失うと述べている。
GBP/USD 1.2985 GBP/JPY 204.91 EUR/GBP 0.8397
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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