ドル円、152.70円近辺まで上昇 90年以来の高値水準 本日は日米首脳会談=NY為替
きょうのNY為替市場でドル円は152円台に上昇しており、ストップを巻き込んで152.70円近辺まで上げ幅を拡大している。1990年以来の高値水準を更新。この日発表の米消費者物価指数(CPI)を受けてドル買いが強まっている。市場ではFRBの利下げ期待が更に後退しており、短期金融市場でも6月利下げの可能性を30%程度まで低下させているほか、年内は2回の利下げに留まるとの見方を強めている。
152円台は介入警戒ゾーンとして意識されているが、岸田首相が訪米中であることもあるのか、いまのところ財務省は出て来ていない。ただ、要警戒ではある。本日は日米首脳会談が行われる。
USD/JPY 152.71 EUR/JPY 164.27
GBP/JPY 191.97 AUD/JPY 99.71
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。