ドルにとってポジションが最大の敵との指摘=NY為替
きょうの為替市場は先週のドル売りの流れは一服しているものの、買い戻す気配もない。そのような中で、ドルにとってはポジショニングが最大の敵かもしれないとの指摘も出ている。米商品先物取引委員会(CFTC)の建玉データによると、ドルは先週もロングが拡大しており、ポジション的には過熱感も出ている。
一方、基本的なマクロ環境は、先週のドル安が示唆するほどドルにとってネガティブなものではないという。
市場は予想を下回る米経済指標の洪水を消化し、今週は1120億ドルの3年、10年、30年債の四半期定例入札を消化することになるとしている。
USD/JPY 149.71 EUR/USD 1.0745 GBP/USD 1.2394
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。