東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米ハイテク株高も強弱観対立
14日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比15円高の3万8199円と続伸。
前日は欧州株市場が高安まちまちながら、独DAXは4連騰で連日の最高値更新となった。米国では米ヘルスケア大手のユナイテッドヘルス<UNH>が決算悪を嫌気され急落しNYダウを押し下げたが、ハイテク株中心に買い意欲は活発で、ナスダック総合株価指数は5日続伸しフシ目の1万9000台を回復した。4月の米CPIは伸び率が前月から鈍化し事前予想を下回ったことでFRBによる利下げ期待が高まったこともポジティブ材料となった。東京市場では米ハイテク株高に追随する動きが想定されるが、目先スピード警戒感からの利食い圧力も意識されやすく上値は重い。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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