ドル円は軟化、午後に一時150.08付近まで下落=東京為替概況
ドル円は軟化、午後に一時150.08付近まで下落=東京為替概況
東京午後のドル円は、この日の安値となる150.08付近まで軟化。ドル円は、前日のNY市場で150円台前半から半ばで振幅したあと、150.40付近で東京朝を迎えると、午前にジリ安となり、150.10台まで弱含んだ。東京終盤に入ると小幅に下値を広げ、この日の安値となる150.08付近まで下落する場面があった。米10年債利回りは4.86%台まで小幅に上昇したものの、午後は上げが一服したことや、来週の日銀金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えたポジション調整の動きがドル売りを誘った。
ユーロドルは1.0560前後でもみ合い、動意は限定的となった。ユーロ円は、ドル円同様に軟化し、東京終盤に一時158.54付近まで下落した。
豪ドルは強含み。序盤に発表された豪生産者物価指数(PPI)前期比が前回値を上回ったことや、日経平均の上昇からリスク動向に敏感な豪ドルが買われ、豪ドル/ドルは0.6351付近まで、豪ドル円は95.32まで一時上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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