ドル円は昼頃にかけて上昇、その後やや調整=東京為替概況
ドル円は昼頃にかけて上昇、その後やや調整=東京為替概況
昨日海外市場で米JOLTSの好結果を受けてドル高が強まり、ドル円は節目の150円を超えて150円16銭を付けた。その後、ドル円は急落。介入が意識される動きとなり147円50銭割れまで急落した。直ぐに買い戻しが入って148円台後半を付けると、その後は149円台を回復する形で東京市場を迎えた。
東京市場では朝方に148円98銭を付けたものの、その後はドル買いが優勢。米長期債利回りの上昇が依然として目立っており、10年債利回りが4.85%を付ける中で、昼にかけて149円32銭まで上値を伸ばした。米債利回り上昇が一服したこともあり、その後は少し調整が入り149円10銭台を付けている。
神田財務官は昨日の動きについて介入についてはコメントしないと、明らかにしなかった。ただ、動き的に介入と見る参加者が多く、介入実施でも下げが3円もなかった状況にドル高円安警戒が広がった。
ユーロドルもドル高の流れから昼過ぎに1.0457を付けた。その後は米債利回り上昇の一服もあって1.0470台まで上昇。
ユーロ円はドル円の上昇もあって朝の155円90銭台から156円30銭まで上昇している。
ポンドドルはドル高基調の中1.2060まで一時下げた。1.20台前半にはポンド買いが入っていると見られ、安値からはポンド買いが入っている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。