ドル円は下げを戻す ISM指数が6カ月ぶりの高水準に上昇=NY為替
きょうのNY為替市場はドル買いが強まっており、ドル円は147.60円付近に戻している。ロンドン時間には前日のドル買いが一服し、ドル円も147円台前半に伸び悩んでいた。しかし、NY時間に入って発表になったISM非製造業景気指数が予想を上回り、6カ月ぶりの高水準に上昇したことで、米国債利回りの上昇と伴に、ドル円もロンドン時間の下げを取り戻している。
この日のISM指数は、世界的に企業景況感は低下傾向にある中で、米サービス業のセンチメントがまだ持ち堪えていることを示した。消費者の需要と米経済全体の持続的な強さを浮き彫りにし、家計支出の持続性は労働市場を支えると伴に、米景気後退を回避できるという期待を高めている。
しかし、それは同時にFRBの追加利上げ期待を温存することでもある。今月のFOMCでの据え置きは依然として有力視されているものの、年内あと1回の追加利上げの可能性を再び高め、11月にあと1回の利上げの確率を50%程度に再び上昇させている。
ドル円は上値追いを続けてはいるものの、緩やかな上昇でもあり、市場は財務省の介入への警戒をそれほど高めていない。そのような中で、150円を目指す動きを続けているようだ。
USD/JPY 147.68 EUR/JPY 158.21
GBP/JPY 184.55 AUD/JPY 94.21
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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