続伸、金融システム不安の後退で買い戻し=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=69.67(+1.85 +2.73%)
ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.69~1.85ドル高。その他の限月は0.02ドル安~1.78ドル高。
金融システム不安の拡大が一巡したことから買い戻しが優勢となった。主要国の中央銀行による流動性供給や、スイス金融大手のUBSによる同業のクレディ・スイス買収が背景。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えたポジション調整も相場を押し上げた。
時間外取引で5月限は64.36ドルまで軟化する場面はあったが、その後は買い戻しが優勢となった。通常取引が始まると67.90ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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