英中銀 利上げ決定も委員の投票は大接戦か=NY為替
きょうはリスク回避の雰囲気が一服する中、ドル売りが優勢となっており、ポンドドルは1.2265ドル付近まで上昇している。21日線や100日線を上放れる展開が見られており、目先は直近高値の1.24ドル台半ばの水準を上抜き、1.25ドルを試す展開になるか注目される。
今週木曜日に英中銀金融政策委員会(MPC)の結果が発表され、0.25%の利上げが有力視されている。ただ、据え置きの見方も根強く、当日の委員の投票は大接戦になるのではとの見方も出ているようだ。
金利はすでにピークと思われる水準に非常に近い状態にあり、微妙なところだという。今週開催されるFRB、英中銀、スイス中銀のうち、英中銀が最も利上げを見送る可能性が高いと指摘している。また、その前日に2月の英消費者物価指数(CPI)が発表され、その結果も決定における重要な要因となる可能性がある。
GBP/USD 1.2266 GBP/JPY 161.35 EUR/GBP 0.8741
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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