週明けのドル円は序盤しっかりも、その後ドル売りが入る=東京為替概況
週明けのドル円は序盤しっかりも、その後ドル売りが入る=東京為替概況
先週末節目となる135円台を一時付けたドル円。その後は週末を前にしたドル高の調整が入り、134円00銭台を付けた後、少し戻して週の取引を終えた。週明けも序盤はドル高が優勢となり、午前中に134円54銭を付けた。このところの一連の米経済指標の強さもあって、5月どころか6月のFOMCまで利上げを続けるとの思惑が広がっており、ドル高基調が続いている。
もっとも今日は米国がプレジデントデーの休場ということもあり、積極的なドル買いにも慎重姿勢が見られ、134円台半ばを示現した後は調整の動き。先週末高値を付けた後の調整局面では下値を支えた134円を一時割り込む動きが見られた。もっとも、あくまで調整の動きとの意識が強く、133円台では買いが出ていた。
ユーロドルは先週末のドル高局面で1.0610台を付けた後、1.0690台まで上昇。週明けも1.06台後半で始まった。午前中はドル円など同様にドル買いがやや優勢で1.0673を付けたが、押し目はそこまで、その後はユーロ買いが優勢となった。もっとも1.07手前の売りを崩すだけの勢いが見られず。
ユーロ円はドル円の上昇もあって午前中に143円60銭台まで上昇。その後は調整が入って143円10銭台を付けている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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