英CPIは前年比3.8%の高水準、英中銀金利据え置きの見方を後押し=ロンドン為替
英CPIは前年比3.8%の高水準、英中銀金利据え置きの見方を後押し=ロンドン為替
本日発表された8月の消費者物価指数(CPI)は前年比+3.8%と前回および市場予想と同水準だった。エネルギー、食品、たばこを除いたコアインフレ率は3.8%から3.6%へ鈍化し、サービス価格のインフレ率も減速した。一方で、食品と非アルコール飲料の価格上昇は加速している。8月のインフレへの寄与度が最も大きかったのは、ガソリン価格とホテル・レストランの料金だった。現在、英国のインフレ率は主要先進国で最も高い水準にある。市場では年内の追加利下げの可能性は低いとの見方が強まっているようだ。
ロンドン市場ではポンドは対ユーロで堅調に推移している。一方、対ドルではやや売られ、対円では横ばい推移となっている。
GBP/USD 1.3640 GBP/JPY 199.87 EUR/GBP 0.8682

執筆者 : MINKABU PRESS
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