バンブルが決算受け下落 業績とガイダンスは期待外れ=米国株個別
デートアプリのバンブル<BMBL>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益とEBITDAは予想を上回った。ただ、第4四半期のガイダンスでは、予想を下回る売上高およびEBITDAの見通しを示している。
今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き下げも相次いでいる。「四半期業績とガイダンスは期待外れで、基本的なパフォーマンスと取り組みに対する懸念を残す内容。マクロ的な圧力と大幅な遅延によって引き起こされた期待外れの決算報告で、同社の2023年の予測に更なる懐疑心が生まれるだろう」との指摘も聞かれる。「同社は過小評価されているフランチャイズと引き続き考えているが、今後数四半期でより良い結果を見る必要がある」とも付け加えた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.14ドル(予想:0.02ドル)
・売上高:2.33億ドル(予想:2.38億ドル)
バンブルアプリ:1.81億ドル(予想:1.85億ドル)
バデゥアプリ:0.52億ドル(予想:0.52億ドル)
・EBITDA(調整後):6180万ドル(予想:5880万ドル)
・FCF:3370万ドル(予想:4690万ドル)
・有料ユーザー数:329万人(予想:320万人)
・有料ユーザー単価:22.96ドル(予想:29.55ドル)
(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:2.32~2.37億ドル(予想:2.54億ドル)
バンブルアプリ:1.84~1.87億ドル
・EBITDA(調整後):5700~5900万ドル(予想:6460万ドル)
(NY時間09:44)
バンブル<BMBL> 20.64(-0.29 -1.37%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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