クリーブランド・クリフスが決算受け下落 投入コスト上昇とメンテナンスによって打撃=米国株個別
鉄鋼のクリーブランド・クリフス<CLF>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。投入コスト上昇とメンテナンスによって打撃を受けた。金属需要が減少しているという懸念の高まりを示した格好。
今年に入って米国の鉄鋼の基準価格は約47%下落し、高インフレと需要減退が業界を直撃している。アナリストからは、第4四半期の利益は自身の予想の6.64億ドルに対し、1.5億-2.0億ドルになるとの予想も出ている。この差の半分は売上高の減少によるもので、残りはインフレ圧力によるコスト高によるものだという。
同社のゴンカルベスCEOが、第4四半期に自動車用鋼材の出荷が改善するとのコメントを出したことで、株価は下げ渋っている。同CEOは「自動車需要の急増により、同社の鋼材出荷量は前期(360万トン)から改善し、四半期ベースで400万トン近い水準に戻る」と述べていた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.29ドル(予想:0.50ドル)
・売上高:56.5億ドル(予想:57.8億ドル)
・EBITDA(調整後):4.52億ドル(予想:6.68億ドル)
(NY時間13:04)
クリーブランド・クリフス<CLF> 14.31(-1.23 -7.89%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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