ドル円144.40円台まで上昇、日銀緩和維持を見越した円売り優勢、スイス中銀はマイナス金利政策脱却の見通し
ドル円144.40円台まで上昇、日銀緩和維持を見越した円売り優勢、スイス中銀はマイナス金利政策脱却の見通し
東京朝は円売りが優勢、クロス円が軒並み上昇している。ドル円は144.44円まで、ユーロ円は142円台を回復している。
きょうの日銀会合は現在の金融緩和を維持することが見込まれている。本日は日銀のほかに英国とスイス、フィリピンにインドネシア、台湾の政策金利も発表される予定で、各国とも利上げが見込まれている。スイス中銀はマイナス金利政策から脱却する見通し。これで主要国の中で日銀だけがマイナス金利を続ける唯一の中銀となる。20時にはトルコ中銀政策金利が発表される、一部で利下げを予想する声も。
米積極利上げ継続姿勢を受けドル買いも続いている。米FOMCは3会合連続で75bp利上げを実施した。FRBは景気後退よりもインフレ抑制を優先する姿勢を示しており、次回会合でも75bp利上げに踏み切る可能性がある。
執筆者 : MINKABU PRESS
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