ドル円は一時156円55銭前後まで上昇=東京為替概況
ドル円は一時156円55銭前後まで上昇=東京為替概況
前日からの円安傾向が継続。午後に入ってドル円は156円55銭まで上昇。ユーロ円が169円94銭と、4月29日以来の170円超えに迫るところまで円売りとなった。
香港ハンセン指数の2%を超える下げなどに見られるアジア株全般の軟調地合いも、円売りの流れを止められず。日米金利差を意識したドル買い円売りなどがドル円、クロス円全体を支えた。
ドル円は高値を付けた後、いったん調整売りに156円30銭前後まで下落。ロンドン勢の本格参加を前に、行き過ぎた動きに警戒。ユーロ円は169円75銭前後までと170円を前に一服となった。
ポンド円が朝の198円40銭台から198円91銭を付けるなどクロス円は軒並みの円安となったが、その後は調整が全般に入っている。
ユーロドルは1.08台での落ち着いた動き。朝からのレンジは1.0851-1.0862の11ポイント。ポンドドルが17ポイントレンジなど動意に欠ける展開が見られた。
MINKABUPRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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