朝は一時円買い、その後ユーロ売りドル買いからドル買い優勢=ロンドン為替概況
朝は一時円買い、その後ドル買い優勢=ロンドン為替概況
ロンドン市場では序盤に円買いが強まり、ドル円は155円70銭前後から155円50銭前後まで下げた。ドル円以外ではドル買いが目立っており、ユーロドルなどの売りがやや優勢となる中、ユーロ円が169円50銭前後から169円00銭台を付けるなどの動きが見られた。東京午後に入って円債利回りの上昇などが目立っていたことを受けて、ロンドン勢が円買いをトライ。
ドル円は早朝の安値155円48銭を付けきれずに反発。目立った材料は見られず。クロス円も安値から反発を見せた。円高の調整一服後は、ロンドン朝から優勢となっていたドル高が強まる展開。朝方1.0880台から1.0870前後へ下げていたユーロドルは1.0850台を付けた。ユーロは対ポンドでも売りが出るなど、ほぼ全面安。ドル円は安値からの反発後、155円70銭前後でのもみ合いを経て、ユーロドルでのユーロ売りドル買いからドル全般の買いが強まると155円90銭台まで上昇。
ユーロ円は朝の下げの後169円40銭前後まで上昇。その後は対ドルでのユーロ売りなどに少し売りが出たが、ドル円でのドル買い円売りもあり、動きが抑えられた。
ポンドドルは朝のドル高局面で1.2700ドル台から1.2690前後まで下げた。その後は対ユーロでのポンド買いなどに少し戻してもみ合い。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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