ロシア、戦術核兵器の訓練開始 イスカンデルミサイルとキンジャール搭載の航空機を使って訓練
ロシアは米国とその同盟国に対して力を示すため、戦術核兵器を使用する戦闘訓練を開始した。インタファクス通信が伝えた。ロシア国防省の発表によると、部隊は陸上ランチャーに配備されたイスカンデルミサイルと極超音速兵器キンジャールを搭載した航空機を使って訓練を行っているという。同省は訓練がいつまで続くかは明らかにしていない。
プーチン大統領は今月に5期目の大統領に就任する前日、ロシアが挑発的と呼ぶ西側の声明に対抗して訓練を命じたという。フランスがウクライナに地上軍を派遣する考えを示し、英国がウクライナ軍が英国製の武器でロシアを攻撃することを認めると発言していた。
ロシア国防省によれば、ロシア南部軍管区は地上部隊と航空部隊を含む訓練を実施しているという。ロシア国営テレビは、ウクライナ戦争で同国軍が採用した「Z」のマークがついた車両にミサイルシステムを搭載して練習する部隊の映像を放映した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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