ドル円、一時155円台に下落 FOMC委員の発言に本日の利回りとドル円は下げの反応=NY為替
その後、ドル円はやや売りが優勢となっており一時155円台に下落する場面も見られた。手掛かり材料に乏しい中で全体的に様子見の雰囲気が強まる中、本日は米国債利回りが低下していることでドル円も戻り売りに押されている模様。
本日はウォラーFRB理事とボスティック・アトランタ連銀総裁の発言が伝わったが、ウォラー理事は利上げには否定的な見解を示したものの利下げには良好なインフレあと数カ月必要との認識を示していた。ボスティック総裁は第4四半期の利下げの可能性に言及。インフレが今後も緩やかに鈍化するとの見方を改めて表明していた。
FOMC委員の利下げに慎重な発言に対する市場の反応も一巡して来ており、本日は利回りとドル円は下げの反応を見せているようだ。
USD/JPY 156.12 EUR/JPY 169.55
GBP/JPY 198.61 AUD/JPY 104.23
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。